クリニック・医療法人の記帳代行事例|福岡経理代行サポートセンター

医療機関特有の経理課題とは
クリニックや歯科医院を開業・運営されている先生方から、「診療に集中したいのに、経理処理に追われて時間が取れない」というお声をよく伺います。
医療機関の経理は、一般的な事業者と比べて独特の複雑さがあります。
まず、収入の仕組みが特殊です。診察・治療の対価は「社会保険診療報酬」として、社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会(国保連)を通じて、通常約2か月後に入金されます。
このレセプト収入と、患者さんから直接受け取る窓口負担金(自由診療・自費診療含む)を正確に区別して記帳しなければなりません。さらに、消費税の取り扱いも重要なポイントです。
社会保険診療は消費税の非課税取引となる一方、自由診療や物販・予防接種などは課税売上となるため、適切に区分経理を行う必要があります。
支出面でも、医薬品・医療材料の仕入、医療機器のリース・減価償却、スタッフの給与計算(看護師・受付・助手等、多職種にわたることも多い)など、処理すべき項目が多岐にわたります。
事例:内科クリニック(個人開業医・スタッフ5名程度)

ご依頼前の状況
福岡市内で内科クリニックを開業されている院長先生(個人事業主)からご相談をいただきました。
開業から数年が経過し、患者数も増加する中で、経理処理を院長先生ご自身と奥様(受付兼務)で対応されていました。
主なお悩みは以下の通りでした。
- レセプト収入の管理が煩雑:支払基金・国保連からの入金時期と診療月がずれるため、月次の売上把握が難しい
- 消費税の区分が不明確:自由診療(美容点滴・ビタミン注射等)と保険診療の区分を適切に管理できていない
- 給与計算の手間:パート看護師2名を含む5名分の給与計算・勤怠管理に毎月多大な時間を要していた
- 確定申告の準備が毎年ギリギリ:年度末に慌てて通帳・領収書を整理する状況が続いていた
ご提供したサービス内容
当センターでは、以下のサービスをパッケージでご提供しました。
① 月次記帳代行(レギュラープラン) 毎月、通帳コピー・領収書・請求書類・レセプト入金明細をまとめてお送りいただき、当センターで全件入力・仕訳処理を行います。
支払基金・国保連からの入金は「未収金」として診療月に計上し、実際の入金月に消込処理を行うことで、正確な月次損益が把握できるようになりました。
② 消費税区分の整理 自由診療・予防接種・健康診断・物販(サプリメント等)を課税売上として適切に区分し、保険診療(非課税)との区分を明確化。消費税申告や課税売上割合の計算を適切に行えるよう経理体制を整備しました。
③ 給与計算代行 5名分の月次給与計算・源泉所得税・住民税・社会保険料を反映した給与計算、賞与計算、年末調整を代行。
雇用形態(常勤・パート)に応じた処理を行い、毎月の振込金額一覧と給与明細を作成してお渡しします。
④ 決算・確定申告サポート 年度末には1年分の帳簿を取りまとめ、小規模企業共済・国民年金基金・社会保険料控除など、適用可能な各種所得控除を漏れなく反映した確定申告書を作成。
要件を満たすことで青色申告特別控除(最大65万円)も適用しました。
ご依頼後の変化
記帳代行をご依頼いただいてから、院長先生・奥様ともに経理業務から解放され、診療・患者対応に集中できる環境が整いました。
毎月、試算表をお送りすることで「今月の利益はいくらか」「医薬品の仕入コストは適正か」といった経営判断が数字に基づいて行えるようになりました。
また、試算表は金融機関への融資相談や医療機器の更新・設備投資を検討する際の判断資料としても活用いただいています。加えて、確定申告も余裕をもって対応できるようになり、「毎年2月になると憂うつだったのが、今は安心して先生にお任せできています」とお喜びの声をいただいています。
クリニック・医療機関の記帳代行で対応できる主な内容
- レセプト収入(支払基金・国保連)の未収金管理と消込処理
- 自由診療・自費収入と保険診療の区分経理
- 医薬品・医療材料の仕入管理
- 医療機器リース料・減価償却の処理
- 多職種スタッフの給与計算・年末調整
- 消費税申告(課税・非課税の区分、インボイス対応)
- 個人開業医の確定申告・青色申告
- 医療法人の決算・法人税申告サポート
まずはお気軽にご相談ください
クリニック・歯科医院・整骨院など、医療・介護関連事業者の経理代行に豊富な実績があります。
「うちの業種でも対応できますか?」という段階のご相談も歓迎です。初回相談・お見積りは無料です。
福岡市天神(地下鉄天神駅徒歩1分)にお気軽にお越しください。
